まだおっさんずラブ。

今日は部長のお誕生日だそうで、インスタのパスワード忘れてログインできない私ですが全力おめでとうございますを叫びたいです。きみに会えてよかった。
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もう十日も経っちゃったんだな……ということで、今さらながら6月3日のことなど思い出してみる。
いつもはSHTのあとにおっさんずラブ録画見てるんだけど、もうSHTまでの時間ただ朝ごはん食べてるだけってのが耐えられなくて、8時から最終回録画を思いっきり再生して朝ごはんそっちのけで泣いて笑って大騒ぎしてぐったりですよ。携帯電話なら「省電力モードに入ります」って言われるくらいに消耗しましたよ。
そこから充電する隙もなく、SHTですよ。省電力モードじゃなきゃいけないのにいつもどおりフルスロットルですよ。
そんなだから10時にはもう精魂尽き果てて、2時間前に朝ごはん食べたにも関わらず「おなかすいた」と呟くだけの物体になっておりましたよ。
それなのに、葛城と再会した幻徳が「あのときは仕方なかった」とか別れた男の弁解みたいの始めて、でも葛城のほうはたぶん見切りつけてる感じで、なんだこれ、まだおっさんずラブ引きずってるのか、と混乱してきたので、3部作そろってから見るつもりだった「ローグ」出してきて見ちゃいましたよ10時から。
東映謹製バイオレンスショートムービーかと思ってたら、とんだおもしろ短編だったわ。幻徳のネタキャラっぷり強化されてただけだったわ。かっこよくても悪いことしても全部ネタに見えちゃうわ。これでホント次回バイオレンス方向にいく?
ローグで完全に電池を使い果たし、残量1%になったところで近所の居酒屋ランチでギリギリ持ち直しました。まあ、体力ですけど。気力はというか魂は半分抜けてましたけど。
そんなわけで全力で楽しませていただきました、おっさんずラブ。
地球ありがとう、宇宙ありがとう、ごちそうさま。
以下、感想にもならない心情吐露。


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恋愛ドラマアレルギー勢としては、以下がポイント高かったです。
◎部長も牧も男らしくて(男のままで)よかった
◎部長も牧も最後まで創一呼びしなくてよかった(これに対する解はマロが言ってくれたような気がする)
◎逐一「それ!それな!」と叫びたくなる趣味嗜好一致しまくりの脚本演出
◎マイマイ最高かよ
◎ちずちゃん!ちずちゃんが幸せになってホントによかったあああ!!
◎春田おまえもうホント……そういうとこだぞ!!(愛)
牧はつらかったかもしれないけど、春田にとってはあの一年間は必要なものだったと思うんだよね。部長との生活がなければ春田は甘えたダメ男のままだっただろうし、牧への気持ちにちゃんと向き合えたかわからない。牧春で春牧は当然正義なんだけど、春黒だった日々もたしかにあったのだと思います。
部長との同棲への流れがナチュラルすぎて嫉妬するレベルだったし(あれで部長に文句言う牧春勢いる?)、フラッシュモブからの結婚式までの流れも、往年のトレンディネタを織り交ぜつつ完璧だった。部長ホントにありがとう部長。
ちずのラストなんかもう泣くわアレ。ちずはいい子で努力家だからイケメン執事をゲットできたんだよな、正しい流れだよな。
今は主任に新しい恋が来ないかなと思っています。巨根のドSイケメン。
最高のエンドを迎えた春田と牧に続編なんていらないのですが、同制作陣で完全別シチュ新キャストの「おっさんずラブ2」なら見たい。今度はホントに40~60代で。
今回「えー田中圭がおっさんー?」って言って乗ってこなかったガチ勢も(多分に存在すると思うんですよ)取り込むテンションで! 若いほうが藤木直人や竹野内豊や西島秀俊や福山雅治なら、スイーツ腐女子もおっさんガチ勢も許してくれるはずだと思うんだよな~。
人の趣味なんてそれぞれだけど、このドラマは万人に見てほしいんだよな~。って人気ドラマも話題アニメもほぼ見てない私が言うのもなんだけど。
落ちついたら、二次創作の海へ同棲中の春黒(プラトニック!)や、別れる前の牧武(どエロ!)を探しにいこうと思います。今はまだドラマ反芻期。
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今回切実に思ったこと。
「こういうのが見たいんだよね~どこにもないけど」って愚痴ってるだけじゃダメなんだ、と。
自分が見たいものは自分で作り上げる、そういう覚悟と積み上げた実力その他諸々が、最高の形で実を結んだのを現実に見た思いでした。(※制作者インタビューとか触れてないので個人の妄想です)
ドラマとか映画とか演劇とかのプロに対してはもう完全に「ROM専」なんですけど、そうじゃなくホントに応援したい相手には声を届けないといけないかもしれない。実際、連ドラ化したのは動画の再生数やTwitterの口コミもいくらか影響してるだろうし。私にできないことをやってくれてこんなに楽しませてくれてるんだから、ただ乗りでテレビ眺めてるだけのROM専でいつづけるってのは怠慢すぎるんじゃないか。もう公式リプ用のTwitterアカウント作ろうかと思った(笑)。
もしくは、あきらめずに自分の見たいものを作り続けることが、脱ROM専への道かもしれない。好き放題やってきたように見えても、やっぱりあちこち日和ってた自覚と反省はあります。どっかにマジョリティへの遠慮や反発があって、それに足を取られたり逃げたりで、これがやりたかったんだっけ?ってなっちゃうこともあります。そういう状態が続くと、努力もせず「見たいものはどこにもない」って愚痴るだけになっていくのよね。
同人でもプロの作品でも、私たちは気軽に「どこにもない」って言いがちだし、運よくどこかの誰かがやってても「これしかない」って嘆きながらただ乗りしがちだけど、ROM専に「見たい作品がない」と言う資格はないわけで。
ホント今まで怠慢でした。心入れ替えたい。
とりあえず、最低限のご祝儀としてBlu-rayには金を叩きつける所存です。
LINEスタンプはDLしたけど使いどころないのでアルカリとネタ的に送りつけ合ってるだけです。恋のオーダーしすぎ。