ゆく萌えくる萌え。
いろいろ納められてませんが……(片づいてない部屋の中で)
年の瀬のざっくり総括です。
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アールワークスの活動では初めてのことがいくつもありました。
まず、予告した新刊を落としたこと。オリジナルで20回以上イベント参加しましたがお詫びペーパー作ったの初めてで、単純に悔しかった。
小説アンソロジーを作ったこと。楽しかったしなかなかの作品ができたけど、編集担当としてはとにかく大変だった(笑)。いっぱい勉強させてもらいました。
それから念願のバディものを書けたこと。一度落としてたのもあって久々に産みの苦しみを味わったけど、感想をもらった時にようやく書いてよかったと思えました。
併せて、今まで持て余していた「我が子」吉野を、7年経って克服できた気がしました。ビジュアルでしか成立していなかったキャラクターにテキストで血肉を与えられたというか。
来年は今年より苦戦するんじゃないかという予感はあるので、またじたばたやっていこうと思います。
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世の中的なことでいうと、おっさんずラブの大ヒットはうれしいサプライズでした。
このドラマが地上波で流れるということ、このドラマを受け入れる世の中になりつつあるということが、未来に希望が持ててよかったです。個人的な感覚だけどすごくうれしい。
個人的な……といえば、今年はやたら自分の足跡を確認することが多かったです。
体調を崩して転職したというのもある。職務経歴とか改めて書き直す機会なんてあんまりないのでね。
そんな状況でジオウを観ながら平成ライダーを振り返ることは、自分の人生半分を振り返ることと直結していて、強制的総括をさせられた気分でした。
そして年末の舞台巌窟王では、ただの2.5次元観劇ではなく、同人屋としての自分がどういう道を歩いてきたかを思い出すハメになりまして……巌窟王リアタイから15年、いろんなジャンルをふらふらしてたけど、たくさんの人に助けられて認められて許されて今つづけていられるんですよねえ。ありがたいことです。
TFだって、ツールが変わってもまだ当時の仲間とつながってるのは本当にすごいことなんだなって思います。
同人方向ではクローズとグリスで、ビルドがまだまだ終わらなかったり。
ルパパトで個人誌を出すことができたり。感想やリクエストももらえたり。
イベントでジャンルのお友達もできて、やっぱりリアルのおつき合いって楽しいなあと思いつつ。
同時に、惰性で書きつづけてちゃいけない、変わらなくちゃという焦燥感もさらに強くなりました。
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2017年は同人活動をつづけられるか悩むだけで終わりました。
2018年は紙の同人誌を出してみて、まだやっていけるかなと少しだけ思いました。
今年2019年はサークルではなく個人のアカウントを作って、そして本格的にお絵かきに手を出しました。
迷走感はありますが、周囲から「がんばってるね!」「伸びてるよ!」と声をかけてもらえて、ムダじゃないと信じることにしています。
二次に関しては、小説同人屋でいつづけられるかという不安がずーっとあります。
それは自分の実力がどうこうって話じゃなく、世の中の流れとして「読まれなくなっている」のを感じるからです。字書きは今後それなりに直面する問題だと思いますが、私の場合はさらに「純粋に自分の小説を読んでもらう」ための努力をしてこなかった。抱き合わせや別要素で粉飾することで、自分自身への評価を避けてきたツケが今まわってきてる感じです。
かといって自分の文章自体を「読まれる」方向に変えることは、たぶんもうできない。認めたくはないけど変えたくもないと思っている節がある。
だから文章以外もできるようになっておいたほうがいいんじゃないかと思ったんですよね。
ただ、元々「自分の絵柄が好きになれない」という理由でマンガをやめたので……
挫折した状態で止まった時を再起動するのは、ゼロからのスタートよりよっぽど苦しいです。ちょっと後悔もしている。
でもゼロからスタートよりはアドバンテージがあると信じて、もうちょっとがんばってみようと思います。
今んとこ何枚か描いてやっと一枚出せるレベルなので、小説との制作コストの差がすごい。ていうかぜんぜんマンガまでいかない。
来年の目標は(絵柄を固定させて)マンガを描くことです。
もちろん小説も並走でやっていきます。楽だからね!
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今年も最後まで戯言におつき合いくださり、本当にありがとうございました。
よいお年をお迎えください!
明治座カウントダウン行ってきます!!