オーズ10周年とお祝いと感想

初回放送から10周年。
最近そんな話ばっかりですよ。

もう図鑑と相関図見るだけで泣けてきちゃって、本編配信とか怖くて手が出ません。当時のしゅうとりょんを見ただけでたぶん社会復帰できなくなる。りょん×りほ×しゅうの「タ・ト・バ!」は反則。あと各公式も今日のために仕込みすぎ。

あれから10年……平成ライダーが終わって令和ライダーになって、明日はまた新しいライダーがやってきますが、オーズほど一年間熱狂して、しばらく余韻を引きずりつづけた仮面ライダーはもう出会えないんじゃないかと思っています。
時代性やメディア展開や自分の年齢もあるんだろうけど、ふり返ってもオーズは別格だなあと。

理由はいろいろあるにしても、いちばん大きいのはオーズ以降「小林靖子と一年併走」してないことなんですよ。
毎週放映を見ながら、そのときの情報で二次創作して、翌週に答え合わせするってやつ。20年特撮同人やっててヤスコとしか併走できないし、併走しつづけてきた最終回以上のエクスタシーはないなと思う。
香村純子も武藤将吾も現代的ですごいストーリーテラーだと思うけど、併走しようとしてもテンポが合わないので、私が完全にヤスコ特化してるんでしょうね。
ヤスコなら全部ハマれるってわけでもなく、いろんな要素が一致したときだけ発動する数年に一度の奇跡みたいなもんで。
そういうの、たぶんもうないんだろうなって思います。音楽はいつでも聴けるけどあの年のライブは体験した人にしかわからない的な? ちょっとちがうか……

音楽といえば、オーズのテーマはSKAだったので、サントラとか出る前は東京スカパラダイスオーケストラのCDを聴いてオーズ気分になってました。
そして10年後の明日、新しいライダーの主題歌が東京スカパラダイスオーケストラ!!(二回言うと長い) 毎週楽しみに起きられそうです!!


実際読まれる方もそれほどいないだろうとは思うので完全に自己満足なんですが(一昨年のルパパトもすでにアレだから)、当時のテキストをピクブラにまとめてどーんと出してきました。
映司とアンク、それ前提の映司と信吾。

映司とアンク(88,633字)

映司と信吾(16,170字)

もうwebで読むのしんどいだろ……と思う文字数なんですが、本にしてもなかなかの厚さになるので自分用に作るにしても数千円はするよね。
しかも、映アンと映信を繋げちゃってるので、すごく読む人を選ぶっていうか……こんなのよく書いたなあ。ホント、もうできない。

後藤×伊達も出てきたけど、さすがに1本だけで内容も適当だったので失礼かなと思ってやめました。
あとなぜかめちゃくちゃ書きかけの藤田×伊達も出てきた……私は書き上げることができなかったようですが、藤伊達は当時アンソロも出たんですよ!ということは記録に残しておきたい!

どのキャラにハマっても最終的に満たされるのがオーズのすごいところですよね……さすが欲望肯定がテーマ……