ルパパト。

言いづらいからせめてパトルパだったらよかったのになあ。
あと主題歌が覚えられる気がしない。EDのダンスでもあればそっちだけでも覚えたのに、ED自体がないという衝撃展開。いやいや仮面ライダーじゃないんだから。
というわけで、すごく楽しんで観ています。


最初から「怪盗ならコレ」「警察ならコレ」やりたいよね!っていうお約束をいきなり全部ぶっこんでくれたテンションの高さで、もうついていきますってなりました。
ジュウオウジャーも大好きだったからストーリー展開に心配はない。最初から6人なのも、9人よりはぜんぜん余裕って思ってしまうからやっぱり去年異常だった。
キャラは圭一郎が好きです!(迷わず)
喫茶店に入っておしぼりで顔拭いたとこで大好きになりました(わりと早い)。今年は圭一郎圭一郎言っていくと思うのでよろしく(笑)。でも喉つぶさないかな……映画の全国行脚とかで声出なくなったりしないよう祈ってます。いきなり夏の心配始めたから相当好きだわ。
つかさとの並びが決まりすぎて、今んとこ後輩の緑が全く視界に入ってきません。あいつ老け顔だよな……顔だけだと後輩感薄いよな……
いきなりだけど。
圭一郎&つかさは、ジュウオウジャーのレオ&セラが乗り越えられなかった最後の壁を崩そうとしているのかなと思います。男女じゃなく個人として対等になりたいセラと、セラを女としてしか見られなかったレオ(Vシネでの決着もセラの気持ちを尊重してのことだし)は、現代性が強すぎてちょっと切なかった。
つかさは自分の女性性に対して抵抗があるみたいだけど(過剰なほどに男性性強調してるし)、圭一郎はつかさを男女以前の部分で認識していてそれに対して評価を下していない(ギャップをギャップとも思っていない、かわいいとも感じない)、それがレッドとピンクっていうのがもう未来の戦隊だなあって感じで、おばちゃん感無量です。
ここ読んで、いやそれフツーじゃん?って思える若い人がいたら、それはそれですごくうれしい(笑)。
ルパン側は三人ともかわいくて和みます。
青・赤・黄で三兄弟みたい。赤と黄が完全に弟妹属性なので、青が自然とお兄ちゃんになるんですよね、いいですよね。ビジネスライクな関係なのに家族っぽさある。
青の低音&直球クール系キャラにもニヤニヤします。昨今ちゃんとクールなブルーっていなかったからさあ……直球投げられると素直に受け止めてしまうタイプよ。店に出せるレベルの調理技術を仕込んだ婚約者の育成スキルに震えました。万丈もだけどハイスペック彼氏って、出来合いを拾ったり買ったりするもんじゃなく自分で作り上げるもんなんだなあ。
ちなみにルパン側はさっぱり名前が覚えられません……あさひだっけ?(役者名)
圭一郎はやっぱり銭形のとっつぁんイメージなんでしょうね。出勤時のスーツとコートも好きです。あの歳でリクルート感出ないの不思議。正義を叫ぶ彼がそのうちルパン赤のことしか考えられなくなっていくのかと思うとゾクゾクします。
でもいざ妄想しようとすると、「婚前交渉など許さん!」とか言い出しそうな雰囲気がなんとも。ルパン赤黄が「こんぜんこーしょー?」って青を見るけど説明はしてもらえない、みたいなほのぼのシーンが見たいです(ほのぼの?)
現時点での懸念としては、まあ主題歌が覚えられないのもありますが、悪役サイドのデザインがあんまり好みじゃない……あとキャラの基本構成がジュウオウジャーのときと同じなのも気になる。なにしろジニスさまのエロスが異次元だったので、キャラがかぶると誰が来ても見劣りしてしまうのが惜しい……ぜんぜんステキなのに。悪役あってのヒーローなので、もうちょっとがんばっていただきたいなと。
やっぱりラスボスはぬっくんなのかしら。